99/12/20
第五回
ベストアルバム
1990-1999

Selected by Sadanari Deluxe







− だんご3兄弟の年に、ブラジル音楽の結晶が −




ORFEU
Original Soundtrack
292.105(NATASHA)


■ 現代ブラジル音楽の集大成、文句無しのNo.1 [ BRAZIL]

 人類学的に言うと人間は基本的に「優性遺伝」であり、ミクスチュアが続くと「究極の美」みたいなものに辿り着くそうだ。その理屈から言って「白人黒人の混血によって、現在地球上で最も美しい種族はブラジル人である」なんて話をTVで見た。種族に優劣を付ける考え方には賛同しかねるが、文化的にはそうかな?という気もする。例えばこのアルバムからも、そうした「素晴らしきミクスチュア」の成果を知る事が出来る。

 この『ORFEU』は映画『黒いオルフェ』リメイク版のサウンドトラック。オリジナルの『黒いオルフェ』は'59年にリオ・ロケーション、フランス製作で作られていたのだが、どうやらあちらはブラジル本国では不評だったらしい。「本物のリオが撮れていない」というのだ。
 熱狂的なカーニヴァルの光景、ギリシャ神話をモチーフにしたスリリングな展開、そして信じられないほど美しいラストの朝日と「新しいオルフェの誕生」...遠く日本・東京で観たブラジル音楽ファンの私は、涙を流さんばかりに感動したものだが...。やはり現地の人は観る目がキビシイのだ。第一、セリフもフランス語だったしね(一応、脚本はブラジルきっての才人、詩人ヴィニシウス・ジ・モラエスだったのだが)。

 そういった事情からリメイク版には現代ブラジルの持てる力を集結したらしい。映画本編に対する情報は現時点では皆無に等しいのだが、このサウンドトラックの素晴らしいクオリティからそのレヴェルを推測することが可能だ。中心人物は今やブラジル音楽界のドン的な存在となったカエターノ・ヴェローゾ、脇を固めるのはモダーンMPBの仕掛人アート・リンゼイと鬼才ジャキス・モレレンバウムという鉄壁の組み合わせである。
 サウンド的にはサンバ〜ボサノヴァ〜MPBを俯瞰。特に最近のカエターノやレニーニなどで見られた「サンバ回帰」の流れを汲んだオープニング・ナンバー(カエターノ作)には息を飲む。しかし単純なサンバならず。途中ではトラディショナルなカーニヴァル様式にヒップ・ホップの感覚を取り込んだコール・アンド・レスポンスなども登場。ブラジルで起こっている「最も美しいミクスュチュア」を知る事も出来る。
 有名な「カーニヴァルの朝」や「フェリシダーヂ」のリメイクも秀逸。多分劇中の呪術の場面に使われるのであろう怪しげな民族音楽(これもカエターノ作)も面白い。更にラストにはメインテーマの"クラブ・ミックス"といったオマケも付く。それにしてもカエターノさん、アップ、ミディアム、スローを問わず、一昨年リリースのアルバム『リーヴロ』よりもこっちの方がいい曲ばっかりなんですが(笑)。

 「ブラジル人によるブラジル人のための『オルフェ』を」という意気込みがサウンドの端々から伝わって来る文句無しのNo.1。ところでこの映画、日本公開の予定はあるのだろうか?日本の配給会社の「良識」が問われるところである。


2000年1月2日追記

 『オルフェ』の日本公開が決定しました。時期は2000年夏、表記は『オルフェウ』となる模様です。情報提供は春木研一さん。ありがとうございました。楽しみ!




THIS TIME
LOS LOBOS
HR-62185-2(HOLLYWOOD)


■ ロス・ロボスの決定打、混血音楽万歳! [ ROCK ]

 普段どんなところで呑んでいるかというと、そのほとんどが音楽がらみのバーである。壁にはボロボロのLP(CDではない)が数百枚から数千枚、ロックの店もあればジャズの店もある。「すいません、アレかけて」といえば見事に「在庫」があって...というところ。そうした店に行く理由は、音楽に対するコダワリ、といえばカッコイイが、正直ズバリ「安い」からだ。どこもいい店ばかりなのに、なんであんなに安いんだろう?(店主が趣味でやってるからか?)。

 今年の夏のある晩のこと、都内某所のロック・バーでついつい深夜まで盛り上がってしまった。あれやこれやとロックの話をするうちに、12時、1時、2時...翌日仕事があるのに、である。そこで聴いたのがこのアルバム。そもそもマスターも私も、ロス・ロボスや別ユニットであるラテン・プレイボーイズのファンで、話題にのぼることも多かったのだが。
 深夜の薄暗いロック・バー−しかもそこは一枚板のカウンターと土の壁という中南米風(サンタフェ風?)インテリアである−に完璧なくらいハマる音、それがこの『THIS TIME』だ。

 '92年の『KIKO』がまず契機となり、'94年の『ラテン・プレイボーイズ』を挟み、'96年の『コロッサル・ヘッド』で飛躍を見せたロス・ロボスだが、この『THIS TIME』はまさに'90年代の集大成という感のある充実作であった。
 衝撃度でいうと前作『コロッサル・ヘッド』も中々なのだが、正直あちらは後半がイマイチだったのだ。ところがこの『THIS TIME』は最後まで一気に聴かせてしまう。そして即座にリピートしてしまう(笑・バリトン・サックスも効いてるぞ!)。

 プロデュースは例によってミッチェル・フルーム&チャド・ブレイク。サウンド的にはハードなラテン・ロックと共にメキシカン・ルーツを感じさせるトラディショナルもある。♪ボーン・インザ・USA...などと純血主義を声高に歌うタイクツなアメリカン・ロックと対極にある、素晴らしき混血音楽に万歳!である。




JIM HALL & PAT METHENY
JIM HALL & PAT METHENY
CD-83442(TELARC)


■ ジャズの面白さをしみじみ痛感 [ JAZZ]

 これだから!ジャズは面白い!と痛感したアルバム。第三位はジム・ホールとパット・メセニーという新旧大物ジャズ・ギタリストのデュオ作品である。
 若い人達にも馴染みの深いメセニーは'54年生まれの45歳。対する大ヴェテラン、ジム・ホールは'30年生まれの御年69歳。この世代を越えた人がギターという楽器を通じて「会話」しているのがこのアルバムだ。しかもエレクトリック・ギターでアクティヴなメロディーを弾くのがホールで、アコースティック・ギターで手堅いバッキングを聴かせるのがメセニー、なんて意外な組み合わせが堪らない!

 緻密な演奏からスタジオ盤かと思いきや、17曲中の6曲は終了後に満場の拍手。なんとライヴ・レコーディングであった。近年稀にみる極上のライヴ!今年'99年、ホールもメセニーも来日したが、日程はバラバラで日本での共演は実現しなかった様だ。残念。
 飾りっ気一切ナシ。ジャズという音楽のプリミティヴな輝きを感じたい人にお薦め。更にこれが生で感じられたら最高なのだが...。




Oskar und Leni
Penguin Cafe Orchestra
PM50161(PREGRINA)


■ おかえりペンギン・カフェ! [ NON CATEGRIZED]

 あまりにジャンルが交錯したため、今回のレヴューには全て[ROCK]や[JAZZ]のジャンル表記を付けたのだが...遂に分類不能のアルバムが登場した。イギリスの良心(?)、ペンギン・カフェ・オーケストラの新譜である。しかし、このアルバムにまつわる事情は複雑だ。

 ある日本映画ホームページで「往年の名監督に対するマスコミの扱い方」が議論を呼び、私は「一般大衆にとっては紹介されない監督はいないに等しく、放映されない作品はないに等しい」と書いてしまった。しかしこれは音楽に関しても同じではないだろうか。このペンギン・カフェ・オーケストラ(以下PCO)に対する扱い、そしてその中心人物サイモン・ジェフスの急逝についての報道などを考えると、つくずくそう感じられるのだ。

 PCOが話題となったのは'80年代初頭のことだった。半人半魚のイメージキャラクター、ペンギン人間と共に、「環境音楽とクラシックとロックの落とし子」と言った感じの他に例のない楽曲は大層もてはやされ、アルバム『ようこそペンギン・カフェへ』('76)、『ペンギン・カフェ・オーケストラ』('81)はかなりのセールスを記録をした。そしてPCOで最も有名な曲である「AIR A DANSER」は筑紫哲也のニュース番組のエンディング・テーマにも使われた。パフォーマンス色の強いユニークなライヴも話題となり、'82、'83年の来日公演も盛況であったと記憶する。
 日本のマスコミはこの直後に−"パフォーマンス・ブーム"の終焉と共に−PCOから「手を引いて」しまったが、'84年発表の『ブロード・キャスティング・フロム・ホーム』こそPCOの最高傑作。その3年後にリリースされたライヴ盤『when in rome...』も珠玉の一枚である。

 そして'97年12月、中心人物、というかPCOそのものであったサイモン・ジェフスの急死。良く晴れた日曜日の午前中、ホームページをいぢりながら聴いていたピーター・バラカンの英語番組から流れて来たそのニュースに、思わず手が止まった。
 享年48歳、死因はbrain tumor−脳腫瘍であった。古いサダデラ読者の中には、ペンギン人間の写真と追悼メッセージが早速この日の午後からメニューページに掲げられていたことを記憶する方もいらっしゃるだろう。しかしこの唯一無二の才能の消滅を日本のマスコミは報道しなかった。遂に追悼記事にはお目にかからなかったし、良心的な筈の「ミュージック・マガジン」も訃報すら載せていない。持ち上げる時は都合良く持ち上げておいて...。

 その死から2年、"オーケストラ"とはいうものの、実体はサイモン・ジェフスその人によって創り出されていたPCOの世界が、なんとサイモン不在のまま再現された!感涙!ドイツ映画『Oskar und Leni』のサウンドトラックであるこのアルバム、中ジャケではサイモン抜きの旧PCOのメンバーたちが無邪気に微笑んでいる。「彼がいなくなっても、僕たちはやるさ」と言わんばかりに...。

 この予期せぬプレゼントは正直なところ嬉しさ半分、哀しさ半分であった。リリース自体は嬉しいのだが、収録曲が全てサイモンのペンによるもの(未発表曲と過去の再演)で、彼の死後に作られた「新曲」はなかったのだ。暖かく微笑む旧メンバーの中から、サイモンの遺志を継ぎ、新たな「PCOメロディー」を創り出してくれる人は出るのだろうか?




STEREO TYPE A
CIBO MATTO
WPCR-10332(WARNER BROS.)


■ '90年代を象徴するアーティスト [ ROCK ]

 いかにも「'90年代型バンド」という気がするな、チボ・マットは。今、手元に3枚のCDがある。'95年にインディーズからリリースした『チボ・マット』、その収録曲をミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクのプロデュースで再演したメジャーデヴュー盤『ヴィヴァ!ラ・ウーマン』('96)、そしてこの『ステレオ・タイプA』である。これらを比較して感じるのは...うん、なんと大きな飛躍なんだろう!ということだ。

 下北沢のクラブでピコピコ演っていた食い道楽の女の子2人がアメリカに渡り、売れっ子プロデューサーの手によりメジャー・デヴュー、そして今年発表のこのアルバムとツアーにはあのショーン・レノンが正式メンバーとして加わっていた。「シンデレラ・ストーリー」という気もするが、そんな前時代的、立身出世的なものではなく、時代の空気と彼女たちの音楽がたまたま一致した、というものなのだろう。
 そうしたチカラの抜け方はサウンドからも伝わって来る。ヴォーカルは全て英語、サウンドはモンド風の最先端、ではあるが、「こりゃ絶対に日本人にしか書けないな」と思わせる、コブシの効いた(笑)メロディーラインはどことなく鼻唄風。アレンジについても、自然なロックや、気軽なボサなど彼女たちの(いい意味で)重くない音が快感である。大物プロデューサーの登場が話題になった前作よりも、セルフ・プロデュースであるこのアルバムの方がイイんじゃないか?

 オルタナ・ロック風、ボサ風、ビースティ・ボーイズ風(?)等々、一曲一曲が実に多様で、さながらデラックスな幕の内弁当の楽しみがある。しかしもしかしたら、この幕の内感覚も日本人ならではのものなのかな(笑)。





"A・D・S・R・M"
POLYSICS
DCRC-0005 (DECKREC)


"47'45''"
キリンジ
WPC6-10028(wea)


"GOOD DOG HAPPY MAN"
BILL FRISELL
7559-79536-2
WE810 (NONESUCH)


 私はHMVやタワーレコードのインディーズ・コーナーで試聴しまくる!というのをちょっとした楽しみとしているのだが、ある日に出掛けた数寄屋橋のHMVで、驚いた。
 「ありゃ、私のデザインと同じのがあるぞ!」−絶対に誰かが言って来そうなので、載せてしまいました。今回のデザインはこのCDを参考にしておりません。デザインを考え始めたのは10月の始め、ポリシックスのこのアルバムは10月22日リリースなのだ。偶然の一致なのだ!

 ポリシックス自体はかなり前から知っていた。あのルックスとこのバンド名('80年代前半に人気を博したKORG製シンセの名器"Polysix"に掛けてある)のは、若いヤングよりもむしろオーヴァー・サーティーのロック&テクノ・オヂサンの琴線を震わすのではないかな。
 そもそも「ちょっと聴いてみたいな」と思っていたところに、他人のものとは思えない(笑)ジャケット。もう、こりゃ買うしかないっしょと即購入。

 ヒカシューの「パイク」のカヴァーも含む全10曲は「お、良く出来てるな」というものもあれば、なんか勢いだけで出来てしまった様なものもある(苦笑)。しかし全体的な印象は極めてヨロシイ。チープなシンセの音とノイズっぽいギター、そしてなによりもモロに'80年代ミューウェイヴという感じのドラムがイイ!
 ツイストっぽいところは往年のムーンライダーズ、ハードなところはリザード、女性ヴォーカルではプラスチックスを、ポップな部分ではP−MODELやDEVOを思い出す。こりゃやっぱりオヂサン向きテクノかな(笑)。まぁあまり既存のバンドの名前を列挙するのも彼らにとっては迷惑なことなのかもしれないが...。評判の高いライヴも是非観てみたいと思った。

 もしかしたら2000年以降に大傑作を生む"かもしれない"ちょっと気になるポリシックスである。しかしこのCD、なんでこんなにクサイんだ!ジャケットに使ってるインクが...クサ〜!嗅覚にも訴えて来る、存在感のあるCDだぜ。



 気弱なペーパー・ドライヴァーも週末にはギアをハイに入れて、彼女とドライヴ。しかしうっかり黄色いカサのヒヨコをはねて、ざくろから飛び散る生き血。なにがなんだかわからないと思うが、そんなシュールな世界が究極のポップスに乗って流れ出すのが、キリンジのセカンド『47'45''』。アーティストの集中は避ける方針なのだが、やっぱりこれは載せざるを得ないだろう。ちなみに今の文章はキリンジの二枚のフルアルバムを買うとよ〜くわかります。



 しみじみ〜...「いい音楽ってあるもんだなぁ」と痛感したのが鬼才・ビル・フリゼールの『GOODDOGHAPPYMAN』。ジョン・ゾーン(as)とマーク・リボー(g)が'90年代に大活躍した鬼才コンビとすると、ロル・コックスヒル(ss)やこのビル・フリゼール(g)は'80年代に名を馳せた先輩格の様な存在。私が高校生の頃にマイナーな雑誌などでよーく見た名前なのだ。こう書くとイメージしやすいですか?

 ところがそのヴェテラン鬼才(なんじゃそりゃ)の新譜はノイズでもニュー・ウェイヴでもない、天国の様なインスト・アルバムだった!ベースになっているのはブルース・ギターのフィーリングだが、コッテコテのアレではなくジャズやロック、更にはニュー・ウェイヴの感覚までも見事に吸収した...ううむ、ライター泣かせの分類の難しいサウンドである(苦笑)。1曲のみライ・クーダーがギターで参加、ビルとの競演で楽しませてくれる、と書くとなんとなくわかりますか?(ちなみにドラムはジム・ケルトナーだが、こちらは少々大味)。
 どことなくサウンドトラックの様な雰囲気も漂う...お、そうだ、ジャームッシュの映画にニール・ヤングが曲を付けた『デッドマン』を洗練させた様な感じである。また、ドゥルッティ・コラムがブルースやったらこうなる、なんて気もする...どんどんマニヤックな説明になって行くなぁ。御免(笑)。ちなみに大手CDショップではジャズのコーナーに置いてあります。ジャズ・ファン、ロック・ファン双方に薦められる貴重なアルバムでもある。

 しかし、気持ちがイイ。多分年末年始はこれを繰り返し聴いて過ごすことになるだろう。私がウインダム・ヒルを嫌いな理由は、こうした優れたジャズ/ロックのアルバムが沢山あって、ああしたニューエイジとかいうあざとい音楽を聴く必要を全く感じないからだ。





・NATOがユーゴ空爆、相次ぐ「誤爆」で非難轟々
・国旗・国歌法が成立、不穏な空気の中、忌野清志郎選手大熱演!
・サダナリ突如日本画に目覚める、銀座のアトリエに所属、会社では美術部入部
・15年以上の憧れヴァン・ダイク・パークスからサインを貰い手が震える(33〜34歳)








■ おわりに ■


 やっと、終わった。10年通しでご覧の方、本当にご苦労様でした。聴いてみたいアルバムはありましたか?なんだか一生分のディスク・レヴューを書いてしまった様な気もしますが、いや、また1カ月足らずでクロスレヴューの締め切りが来るな(苦笑)。

 しかし我ながら「音楽バカ」だと自覚しましたよ。1枚数行のコメントで十分なのに(今回は短めにしようと思った)、いざ書き始めると「このバンドの'90年代における変化は...」なんてやり出して、結果はこの膨大なテキスト。全く困ったモノです。「マダアルヨ」コーナーなんてのも自分の首を締めてますね(笑)。結局、全63枚の紹介と相成りました。
 しかも本業のサラリーマン家業も超多忙になり、帰宅の終電の中、愛用の大学ノートに立って原稿を書いていたサダナリでありました。アブナイ奴に見えただろうな...。

 でもその甲斐あって、なんともユニークな「'90年代の総括」になったのではないでしょうか。ジャンルの交錯もまた楽し。ジャズ・ファンなのにロックに面白そうなものを発見したり、その逆があったり...そんなミクスチュアを狙ってもいます。
 更新の遅れているジャズコーナーのお詫びとして、ジャズ系のアルバムも10枚程紹介。しかし中には「純粋ジャズ・ファンには馴染みの薄い"ジャズ"アルバム」なんてのもあったりして、その辺が当サダ・デラの面白いところ(?)でもありますが。ともかく感想をお待ちしております。

 '90年代の最後には'90年代のベスト。すると来年、20世紀の最後には「20世紀のベスト・アルバム」でしょうか?後半35年しか生きていないけれど(笑)。



Thank you for our '90's

So long...








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